その他の疾患
当院で診療することの多い病気について解説してみました。
受診の際にお読みください。
湿疹、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹
湿疹(アトピー性皮膚炎)は皮膚のかゆみを主症状とする皮膚疾患で、特にアトピー素因を持つ方の場合をアトピー性皮膚炎と呼びます。ステロイド外用剤や保湿剤の塗布で対応します。 蕁麻疹はアレルギー反応により皮膚が盛り上がるように膨らみ(膨疹)痒みを伴うものを言います。急性、慢性(1ヶ月異常続く場合)があり、いずれも抗ヒスタミン薬の内服で初期対応します。
帯状疱疹
体内に潜伏した水痘のウイルスが、体調が悪くなると、再度活性化して、皮膚に発疹を形成し、神経痛を引き起こします。症状を確認し、皮膚の状態を見ればほとんど診断がつきます。治療は抗ウイルス薬の内服と鎮痛剤の併用です。早く診断すれば2週間前後で症状は改善します。高齢の方では治ったあとも神経痛が数ヶ月以上続くことがあります。
腎尿管結石
腎臓、尿管に結石と呼ばれる石ができて、その石が動くことにより激しい痛みや血尿が出ます。尿検査、腹部エコー、腹部CTで診断します。治療は痛みについては坐薬などの痛み止めで対応します。結石は自然に尿から排泄されることもありますが、結石が尿管に詰まって尿の流れをせき止め水腎症と呼ばれる状態になった時や、結石の大きさが10mm以上ある場合は泌尿器科専門医の受診が必要です。
膀胱炎
頻尿、排尿時痛、残尿感、尿の濁り、血尿などが見られます。細菌感染によるものがほとんどです。尿検査でほぼ診断がつき、治療は抗菌薬の内服です。
前立腺肥大症
男性が年をとると徐々に前立腺が大きくなります。一定以上に大きくなると尿の出が悪い、勢いがない、夜間頻尿、尿意切迫感などの前立腺肥大の症状がでます。まずは内服治療の適応になります。最近は前立腺肥大の薬もいろいろなものができており、組み合わせて使います。それでも尿閉(尿が全くでない状態)が起こる場合は手術が必要になります。
花粉症
代表的的なものは春先のスギ花粉症です。ヨモギ、ブタクサ、ヒノキなどその他にも各種ありますが、鼻水、くしゃみ、目の痒みが主な症状です。抗ヒスタミン薬の内服、点鼻薬、点眼薬で治療します。スギ花粉症に関しては舌下免疫療法という治療もできるようになりました。
スギ花粉症舌下免疫療法
毎年スギ花粉症でお悩みの方へ
スギ花粉のアレルゲン成分を少量から舌の下に投与して、体をアレルゲンに慣らしていき、花粉症症状を緩和するのが、舌下免疫療法です。症状の緩和には平均3-4年の治療が必要と言われますが、開始した年から症状が軽くてすむ方もいます。
ご希望の方は、野本一臣医師外来でご相談ください。
詳しくはtorii-alg.jpのアレルゲン免疫療法ナビをご覧ください。
禁煙外来について
禁煙外来とは
タバコを吸われている方はタバコによる健康障害が気になっていると思います。また、最近は世の中の情勢として、喫煙者が肩身の狭い思いをすることが多くなったと思います。「喫煙は個人の嗜好ではなく、ニコチン依存症という病気である」という認識から禁煙治療に保険が適応されるようになりました。
禁煙外来では、今まで何度か御自分で禁煙に挑戦したが失敗した方、禁煙しようと考えているが、最初の一歩を踏み出せない方に医学的な手助けをして禁煙に導くことを目標としています。
今までの禁煙治療ではニコチンを含むニコチン製剤によりニコチン代替療法のみ(貼り薬、ガム)が行われてきましたが、2008年にニコチンを含まない経口禁煙補助剤(飲み薬)として「チャンピックス」という薬が加わりました。当院の禁煙外来ではこの「チャンピックス」という薬を用いて禁煙外来を実施しています。
はじめに喫煙状態について詳細な問診を行い、禁煙治療の対象になるかを確認します。対象者であり、禁煙の意思が明確な方には、その後、呼気中一酸化炭素炭素濃度の測定を行い、現在の喫煙状態を確認してから、お薬の処方を開始します。通院期間は通常2週間ごとに12週間続きます。12週間継続した方の4週間以上の禁煙成功率は約80%です。
保険診療での費用負担は2万円弱です。
禁煙を試みたが何度か失敗した方、健康を考えて是非禁煙をしたい方、ご家族の受動喫煙がご心配な方、是非当院にご相談ください。
禁煙外来担当は野本一臣医師です。詳しくは野本一臣医師外来をご受診ください。