当院で対応可能な検査について
- 超音波検査
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当院の超音波機器は腹部、心臓、頸動脈、甲状腺、下肢静脈などに対応しています。
腹部超音波
- 腹部の痛み、肝機能障害を指摘された方
- 血尿がある方
頸動脈超音波
- 高血圧の方
- 脳卒中が心配な方
心臓超音波
- 動悸、息切れ、胸痛がある方
- 不整脈を指摘された方
- 心雑音を指摘された方
甲状腺超音波- 甲状腺が大きい方
- 血液で甲状腺に異常があった方
- バセドウ病など甲状腺の病気のある方
下肢静脈超音波
- 足のむくみのある方
- 足が腫れて痛む方(エコノミー症候群が心配な方)
- 下肢静脈瘤のある方
は一度超音波検査をお受けください。
- 心電図・ホルター心電図
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心電図
心臓病の基本検査です。胸痛、動悸、息切れ、不整脈などの際に検査します。
ホルター心電図
不整脈や狭心症の診断に通常の心電図検査では検出できないような異常を24時間の長時間記録により診断する装置です。心電図
ホルター心電図
- レントゲン検査
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肺炎など胸部疾患が疑われる場合に検査します。
整形外科領域でも骨のレントゲンを撮って骨折の有無などを調べます。 - 呼吸機能検査
(スパイロメーター) -
肺活量、1秒間にどのくらいの息が吐けるかを調べる1秒量1秒率、
肺年齢などが検査できます。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)のスクリーニング診断が可能です。
タバコを吸う方、咳や痰や息切れのある方、喘息の治療を続けている方は
ぜひ一度ご自分の肺機能を調べてみてください。呼吸機能測定装置
- 睡眠時無呼吸検査
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携帯型睡眠評価装置フクダ電子製パルスリープLS-140を用いて、睡眠時無呼吸症候群の有無を検査します。
いびきのひどい方、昼間の眠気の強い方、高血圧や糖尿病治療で薬を飲んでいるが血圧や血糖値が下がらない方はぜひ検査をお受けください。 - 骨密度測定
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骨密度を測ります。骨粗鬆症の有無を検査します。
当院の骨密度測定装置は東洋メディック社製B-cube X線を用いたDXA法による前腕骨専用骨密度測定装置です。 - その他一般検査
- 血液、尿、便検査や喀痰尿細胞診など一般検査にはすべて対応しています。
当院で可能な健診について
- 健康診断
- 特定健診、大腸がん・前立腺がん健診、肝炎ウイルス健診、その他一般健診に対応致します。
- 胃の健康度チェック(胃がんリスク層別化検査 ABC検診)
- 血液検査でピロリ菌感染の有無とペプシノーゲン(胃粘膜の萎縮度)をチェックして、胃がんにかかりやすい状態であるかどうかを調べます。
一般にはABC検診と言われ、以下のように分類されています。A群 B群 C群 D群 ピロリ菌感染 − + + − ペプシ
ノーゲン− − + + 1年間の胃がん発生頻度予測 ほぼゼロ 1000人に1人 500人に1人 80人に1人
またピロリ菌除菌を行う治療にもつながります。
胃がんが心配な方は一度お受けください。詳しくは野本一臣医師外来まで。
(保険外診療になります。費用:4,000円) - あたまの健康チェック
- 50歳以上の方で、最近物忘れが気になる方、ご自分の認知機能がどの程度か知りたい方におすすめいたします。
軽度認知障害(いわゆるMCI Mild Cognitive Impairmentの略)とは加齢による物忘れと認知症との間のグレーゾーンのことです。あたまの健康チェックはこの軽度認知障害を検出する検査です。
方法は電話で行います。オペレーターのいう通りに、まず10個の単語を記憶します。この作業を3回繰り返します。その後、ランダムに動物の特徴を答える質問があり、最後にはじめに記憶した10個の単語を思い出して答えるというものです。
軽度認知障害(MCI)の発症は高血圧、糖尿病などのいわゆる生活習慣病や喫煙、不健康な食生活、ストレス、運動不足、うつ、社会的孤立などが引き金になります。たとえMCIと診断されても、規則正しい生活や趣味、運動習慣などを実践すれば1年で20~40%程度の方が正常な状態に戻ると言われています。
あたまの健康チェックで異常を指摘された場合はまず、医師に相談してください。認知機能が極めて低下している場合はさらに精密な検査でアルツハイマー病などの本当の認知症かどうか、または慢性硬膜下血腫や水頭症などがないか調べなければなりません。
詳しくは野本一臣医師にご相談ください。
(保険外診療になります。費用:3,500円)